病院のホームページが更新されなくなる理由は、
ホームページそのものではありません。

病院のホームページを見ると、

数年前のお知らせ。

古い診療時間。

すでに終了しているご案内。

そんな状態になっているホームページを見かけることがあります。

しかし、
私は「更新しない」のではなく、
「更新できない」環境に原因があると考えています。

医療機関にはITを専門とする人材が多くありません。

一般企業では、
社内にIT担当者やWeb担当者がいることも珍しくありません。

しかし医療機関では、

医師。

看護師。

医療事務。

リハビリスタッフ。

それぞれ専門職として働いていますが、
ホームページを管理する専任スタッフを配置している医療機関は決して多くありません。

そのため、
ホームページ制作を外部へ依頼することは、
ごく自然な選択だと思います。

問題は「公開後」の運用です。

制作会社へ依頼すること自体は悪いことではありません。

むしろ、
プロフェッショナルに任せることで、
質の高いホームページを作ることができます。

しかし、

・休診の案内

・インフルエンザ予防接種のお知らせ

・担当医変更のお知らせ

こうした日常的な更新まで
毎回制作会社へ依頼するとなると、
時間も手間もかかります。

その結果、

「あとで更新しよう」

「今回は掲載しなくてもいいか」

となり、
ホームページが少しずつ止まってしまうのです。

更新できる環境を作ることが重要です。

私が勤務している医療機関では、
WordPressのアカウントを医事課スタッフにも発行しました。

更新方法も共有し、
私がいなくても、
担当スタッフがお知らせを掲載できる環境を整えています。

ホームページは、
一人だけが更新できる仕組みではなく、
誰でも必要な情報を発信できる環境であることが大切だと考えています。

おわりに

私は、
ホームページ制作で最も大切なのは、
デザインや機能だけではないと思っています。

「誰でも更新できること」。

「運用を続けられること」。

「特定の人に依存しないこと」。

公開した瞬間ではなく、
何年経っても必要な情報を発信し続けられること。

それこそが、
医療機関のホームページに本当に必要な価値だと考えています。

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